ゴールド免許の裏話 事故をしていても交付される?保険の割引率は?

くるまるです。

自動車の普通免許を取得して
20年程になりますが、
はじめて
『ゴールド免許』を交付されました。

素直にうれしいですw

ゴールド免許 事故 1

ゴールド免許のメリット、保険割引率は?

ゴールド免許のメリットとしては

  • 免許更新時の講習が短時間(30分)
  • SD(セーフティドライバー)カードの発行が可能で特典を受けることができる。
  • 任意保険の保険料金が割引になる

これらがあります。

SDカードについては後述しますが
私はあまり発行を
お勧めしたくないです。

そして、
みなさんが一番気になるのは
『任意保険の保険料割引』
ではないでしょうか?

私も実際、
これが一番気になっていたので
さっそく保険の担当者さんに
電話しましたw

しかし、
ゴールド免許割引が
適用される条件は

保険の契約時に
ゴールド免許の交付を
受けていること。

なので割引が適用されるのは
次の保険契約更新時です。

ゴールド免許保険割引率は保険会社によって違う

ゴールド免許の割引率は
契約している保険会社や
運転者の年齢条件によって
異なります。

ちなみに、
私の場合は
東京海上日動・35歳以上補償で
ゴールド免許での割引率は
約7%でしたが、
ゴールド免許を期に
更新前の保険の見積もりを
比較してみると、
損保ジャパン日本興亜では
12%の割引になっており、
同じ条件でも保険料が下がることが
わかったので
保険を変更することにしました。

※補償内容によっては割引率が大きくても安いとは限りません。
最終的な見積もり金額で選ぶようにしましょう。

ゴールド免許の交付を受けて
保険の更新が近いという人は
保険の見積もり比較をしてみるのが
オススメですよ。

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ゴールド免許を受けるには?

運転免許を取得してから
最短でゴールド免許が欲しいなら、
『グリーン免許』
の交付を受けて3年、

その後更新して
『ブルー免許』での3年を

無事故、無違反で過ごせば
『ゴールド免許』の交付を
受けられます。

今、ブルー免許証の交付を
受けている人は
免許証の有効期限が満了する年の
誕生日から41日前から過去5年間、
無事故、無違反であれば
ゴールド免許の交付を
受けることが可能です。

ゴールド免許で
よく間違われるのが

「過去2年以上無事故無違反の者が3点以下の軽微な違反を1度だけした場合、その違反の翌日から3ケ月無事故、無違反であれば違反点数は累積加算されない。」

この累積点数の制度と
ゴールド免許交付とは
関係ありません。

免停(免許停止)や
免許取り消しの行政処分に
なるかどうかの
累積点数の話になります。

また、平成14年に改正されて、
過去5年間に軽微な
3点以下の違反を1度だけ
してしまった場合は
もちろんゴールド免許には
なりませんが、

ゴールド免許のメリットとして
よく知られている
有効期限5年というのは
適用されて、

『有効期限5年のブルー免許』
の交付を受けることは可能です。

免許上の事故は点数が付加される人身事故

『無事故』ということも
よく勘違いされがちですが、
ここでいう事故というのは
行政処分で点数が
付加される事故です。

主に『人身事故』になります。

なので、
『自損事故』や『物損事故』
については
ゴールド免許になるかどうか
には影響しません。

人身事故になるかどうかは被害者が決める

人身事故について、
私は加害者、被害者
両方の経験があります。

実を言うと、
人身事故になるかどうかは
被害者の判断
になります。

交通事故が発生した場合、
現場検証の後、
事情聴取が行われます。

その、
聴取の中で被害者が
少しでも怪我を負っている場合、
被害者側には通常、

「加害者に対して行政処分を望みますか?」

という問いかけがあります。
ここで「はい」
と被害者が答えた場合、

被害者の負傷程度と
加害者の不注意程度から
負荷点数が決められ、
場合によっては免停などの
行政処分が科せられます。

交通事故の大半は
お互いの不注意が招くことが多いので、
加害者が現場で誠意ある態度で、
救急車の手配など適切な処置、
行動をとってくれた場合、
多くの人はここで「いいえ」
と答えると思います。

その場合には
負荷点数もありませんし、
免許上での事故は
なかったことになります。

ここで注意してもらいたいのが
被害者の意思を確認せず、

警察官が勝手に
人身事故として処理してしまう
場合があることです。

警察のマニュアルが
どうなっているかまでは
よく知りませんが、
実際に私は
勝手に処理されていた経験があります。

この場合、
被害者が後から
『人身事故扱いの取り下げ』
を警察に対してすれば
取り下げは可能です。

私は加害者側だったのですが、
人身事故になっていることを
保険会社からの連絡で
はじめて知りました。

被害者さんに連絡をしたところ

「事故現場でしっかりと対処してくれたので、行政処分は望んでいない」

と言って下さいました。

私は保険会社にも連絡を取り、
人身事故であることを
取り下げても、
支払われる保険料や
後遺症が出た場合の
保険会社の対応は変わらない
ことを確認して被害者さんにも伝え、
被害者さんに警察に対して
人身事故の届け出を
取り下げ手続きをしてもらい、
物損事故扱いになりました。

なので、
この一件については免許上は
『無事故』扱いになります。

無違反のためのコツ

5年間無違反で通すには
鉄の意志をもって
交通法規を厳守すればよいのですが、

実際には厳守できる人
は少ないですよね?

実際私もゴールド免許ですが、
交通違反を1度もしていないのか?
と聞かれればそうではありません。

違反切符を切られていないだけです。
そこで、
だいたい違反切符を
切られてしまった時のことを
思い返してみて下さい。

ほとんどが
スピード違反信号無視
じゃないでしょうか?

あと、
多いのは
シートベルト着用義務違反
でしょうか?

スピード違反でうっかり捕まらない為のコツ

スピード違反はわかっていても
ついついやってしまいがちですし、

「いつの間にかスピードが出ていた」

なんてことも多いと思います。

でも、そんな言い訳をしても
通用するわけがありません。

事実スピードは出ていたのですから。

以前オービスについての記事を
書いた時にも触れましたが
いちばん効果的なのは
前の車にペースを合わせて走ることです。

「前の車が遅いな」と思っても
すぐに追い抜いてはいけません。

オービスや覆面パトカーが
隠れている可能性があります。

ペースを上げたいと思っても、
誰かが追い抜いたのを確認してから

追い抜いた車の後に
ついていきましょう。

できるだけ前に車が
走っている状態で走り、
もちろん前の車が速すぎるな
と感じた時は
無理せずスピードを抑えましょう。

また、
まわりに車がいない状況の場合、
基本は一般道なら60km/h、
高速道路なら80km/h
を目安に
定速走行をし、

標識を確認しながら
出しすぎているようなら
スピードを落としましょう。

燃費向上にもつながりますので
オススメの走り方です。

信号無視でうっかり捕まらない為のコツ

狭い路地や交通量の少ないT字路を
常習的に信号無視している
確信犯は論外ですが、
だいたい信号無視で捕まる人は

「微妙だけど行ってしまえ~!」

とギリギリを進んだところを
捕まってしまうパターンが
多いのではないでしょうか?

コツとしては、
交差点に進入する手前から、
同じ進行方向の『歩道用信号』
を見ながら進みましょう。

歩道用の信号は車道用よりも
早く青から赤に変わります。

また、
その際には青信号が点滅しますよね。

進行方向の歩道用信号が
見える範囲内で青点滅し始めたり、
すでに赤信号になっていたら、

車道用の信号が青だったとしても
軽くブレーキを踏み始め、
止まる準備
をしておきましょう。

こうすることによって、
交差点進入時に余裕が生まれて、
『止まる、行く』
の判断もしやすいですし、

ブレーキも穏やかになるので安全で、
同乗者にも優しいです。

シートベルトをしないのは恐ろしい習慣

シートベルトに関しては
車から降りる時以外は
外してはいけません。

習慣づけましょう。

私や私の子供たちは
小さいころから
習慣づけられているので、

むしろシートベルトをしていないと落ち着きません。

例として
ウチの奥さんのことを挙げると、
彼女は小さいころ、
車の後ろなら
シートベルトをする必要がない
と習慣づけられていた
ので私が言わないと
シートベルをしてくれません。

しかし、

車で最も危険な座席は
シートベルトをしていない座席
です。

停止状態でも
後ろから追突されれば、
シートベルトをしていない人は
ガラスを簡単に突き破り
車外放出されてしまいます。

近年のバス横転事故などで
生死を分けたのも
シートベルトをしていたかどうか
だった事はニュースでも
多く取り上げられていました。

ミニバンの後部座席で
子供を自由にさせ、
子供が跳ね回っているのを
プライバシーガラス越しに
よく見かけますが、
子供を持つ親として信じられません。

子供が泣きわめいたとしても
シートベルトはさせるべきです。

例え自分がどれだけ安全運転を
していても道路に出ている以上
事故の可能性はあります。

必ず全席シートベルトを
するように心掛けましょう。

下記動画はシートベルトが
どれだけ大事かわかる動画です。

ゴールド免許とペーパードライバー

ウチの奥さんみたいに
運転免許取得後
ペーパードライバーになってしまえば
ゴールド免許の交付は簡単ですw

普通自動車の運転免許で
ゴールド免許の交付を受けている人は
なんと!
全体の40%~50%
だと言われています。

そのほとんどがペーパードライバー。

ゴールドペーパードライバーが
多いのは
政府も把握しているはずなので、
ゴールド免許の特典として

『無料のペーパードライバー向け実習』

を用意するのが良いのではないか?
と私は考えています。

なぜなら、
政府はその費用や人員は
確保できるはずだからです。

交通安全協会と自動車安全運転センター
天下り先の温床SDカード

警察の2大天下り先ですねw

『交通安全協会』
での更新講習で感じましたが、
講習は人間じゃなくてもできます。

一方的にスライドや動画を見せて
読み上げるだけなので
Youtubeで事足りますw

2~3ページしか紹介されない
教科書なんかも、
がっちり裏で金が絡んでるのは
見え見えです。

交通安全協会が徴収している
講習料全体の
約8割が職員の給与や退職金
に当てられていて
1都道府県の安全協会だけでも
年間数千万円
支出しているとされています。

また、
自動車安全運転センターが発行する
無事故・無違反証明書や
運転記録証明書を申し込むと
発行してもらえる
SDカード(セーフティドライバーカード)
というものがあり、
優待店で
割引サービスを受けられる
というものがあります。

発行には
630円の手数料がかかるのですが、
このSDカード発行手数料だけで、
年間50億円を超える収入があり、
30億円以上が役職員給与
として支払われています。

これだけの資金と、
元警察官の人員がいれば、

試験場を1日使って
ペーパードライバー向けの講習
なんて余裕でできるはずです。

まぁ、
これだけ世間で
バレバレな天下り商売をしていて
何十年も変わらないんだから
難しいんでしょうね・・・

以上最後まで読んで頂き
ありがとうございます。

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