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ブリヂストンがアルミホイールを39万本リコール!安価な中国製ホイール(中華ホイール)はやはり危険 そのおそろしい理由

くるまるです。

Yahoo!ニュースでブリヂストンのアルミホイールリコールが報道されました。

やっと中国製ホイールの危険性に気付いてくれたのでしょうか?

 

アルミホイールは少しでも割れが発生すると車の重みで一気に崩壊するので大変危険です。

対象者の方は出来るかぎり早く交換してもらいましょう。

 

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ブリヂストンは創業当時から不良製品は無料で新品と取替えるという徹底した品質保証で対応していました▼

>> 世界一のタイヤメーカー ブリヂストンはこうして創られた。17歳から経営をスタートさせた創業者 石橋正二郎 - くるくる!クルマ業界裏話

 

headlines.yahoo.co.jp

www.bridgestone.co.jp

【目次】

 

アルミホイールを選ぶ時の注意点

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以前書いた記事の中でも

ブレーキ部品

タイヤ

アルミホイール

これらは中国製を選ぶべきではないと書きました。

 

ブリヂストンが販売するホイールに限ったことではありません。

 

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ところが実を言うと、純正ホイール、社外ホイール(後付けホイール)共に現在、多く中国製アルミホイールが出回っています。

ほとんどのアルミホイールは中国製と言ってよいでしょう。

 

中国製かどうかを見分けるには生産国の表記を探せば、どこかに刻印やシールが見つかるはずです。

もし、見つけられない場合は中国製である可能性が高いです。

 

日本製なら目立つところに『Made in Japan』と入っています。

それが商品の『セールスポイント』になりますからね。

 

安くてもスタッドレスタイヤとセットで売られているようなホイールであれば、強度に余裕を持たせて生産されているのであまり問題にはなりません。

こういったホイールは塗装をメインにコストが下げられています。

 

中でも

危険なのは価格が安く、見た目が良いもの

見た目が良いというのを具体的に言うと、

『軽そうに見える』

『塗装がキレイ』

『インチアップホイール』

といったものです。

これらは開発や生産コストが高くなるにもかかわらず、安く売られているという事は、どこかにしわ寄せがきているはずです。

 

そして日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会が発行するJAWA品質認定証ステッカーが貼ってあるかどうかです。

これがないホイールは、まず購入候補から外しましょう。

アルミホイール品質認定基準 - 日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会(NAPAC)

 

中国製ホイールはなぜ製品誤差が大きいのか?

中国の工場でアルミホイールを生産しているメーカーに勤めている人から以前聞いた話によると、

中国製アルミホイールはロットによって製品誤差が非常に大きい

そうです。

製品誤差が大きくなる理由はいくつかあるようです。

 

まず、アルミニウムの原材料自体があまりよくないという事。

通常アルミホイールを製造する場合は新品材料を使用するそうなのですが、中国工場ではコスト下げるために何度も再生されたアルミを素材に加えて使われているそうです。

再生アルミは不純物が多いので、強度が落ちてしまうそうです。

 

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次に、中国の工場には熟練工がいない。

という事があるようです。

 

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中国の工場は非常に人の入れ替わりが激しく、さらには増減も激しいようです。

熟練工がいないので生産時期によって製造工程や検査工程のマニュアルを間違えたりして、基準外の製品が出来上がってくることも多いそうです。

 

検査には限界がある

アルミホイールの強度検査をするには実際に基準と同じ衝撃を加えないとわからないそうなので、入荷のあった数百から数千本の内から数十本を抽出して検査してみるそうです。

 

今回のニュース記事でも『社内の抽出検査で強度不足の製品が見つかった』とありますので、同じような検査が行われていたのだと思います。

 

ただ、この方法ですと、たまたま数十本は検査合格したとしても残り数百、数千は検査に合格しないかもしれませんよね?

 

事実、同じ設計のアルミホイールでも、ロットによっては検査に不合格することがあるようです。

そうした場合はそのロットをストップさせて、対策の上で再生産するそうです。

 

ダマシダマシ検査に合格していた?

今回のブリヂストンのリコールでは 2014年9月~17年5月と3年近く前からの分が対象になっています。

 

これは私個人の勝手な憶測ですが、

工場が対策をせずにダマシダマシで検査を逃れてきていた

のではないでしょうか?

 

例えば同じロットのものを再生産せず、再度検査したとしてもたまたま数十本が合格してしまえば、工場としては対策の必要も再生産はなくなるのです。

 

これができればコストを抑えることができます。

 

中国製ホイールが粗悪なのは値下げ競争にも原因がある

中国製品はアルミホイールに限らず、製品誤差が大きかったり、粗悪なつくりのものが多いというイメージですが、それは商品価格を下げたり利益をより多く上げるためにコストダウンさせすぎているという事があります。

 

近年、アルミホイールの販売価格はグンと下がり、物によっては

純正ホイールを1本補修するより社外品4本交換の方が安い。

というような状態にまでなっています。

 

同じ素材で同じ機能をはたす物が生産国を変えるだけで1/4の価格。

これは異常だと思いませんか?

 

中国の工場も商売ですから、これに合わせて生産コストを下げる努力をするようになります。

結果として再生材料の配分を増やしてコストを下げたり、工員を削減したり、検査のごまかしにつながるようになります。

 

中国製品で言えば食べ物もそうですが、最終的に消費者の身の危険につながるような価格競争はどこかでストップをかけてほしいものですね。

 

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