くるくる!クルマ業界裏話

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ハイブリッドカーで、ちゃんと得する裏話

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今回はハイブリッドカーについてのお話をしようと思います。

まずハイブリッドカーって聞くと「燃費が良くて、おサイフにも環境にも優しい」というイメージですよね。

特にそのあたりについて詳しく見ていきましょう。

ハイブリッドカーはホントに燃費が良いか?

まずはネットユーザーのレビューや口コミから調査した実燃費の平均を見てみましょう。燃費は運転する人、エアコンのオンオフタイヤ空気圧、気温、坂道の上下などなど影響する要素が多いので、参考値だと思ってください。

 

まず、ハイブリッドの代名詞プリウスの実燃費

・プリウス(ZVW50) 24km/L~27km/L
・プリウス(ZVW30) 20km/L~22km/L
・プリウスα 19km/L~21km/L

次に人気コンパクトハイブリッドカーの実燃費

アクア 23km/L~24km/L
フィットハイブリッド(GP5) 21km/L~23km/L 
・フィットハイブリッド(GP4) 16km/L~20km/L 

1Lあたりのガソリンで15km走ることができれば燃費は良い。と言えると私は考えます。さすがに売れているだけあってこれらの車種は燃費が良いなと感じます。

 

では、ミニバンはどうでしょう?こちらは普通のエンジン車と比べて見てみましょう。

 ノア/ヴォクシー(80系)
・ハイブリッド 17km/L~18km/L
・普通エンジン 11km/L~12km/L

 セレナ(C26)
・ハイブリッド 10km/L~12km/L
・普通エンジン 10km/L~11km/L

 ヴェルファイア/アルファード(30W系)
ハイブリッド 12km/L~13km/L
2.5L普通エンジン 8km/L~10km/L

 ヴェルファイア/アルファード(20W系)
・ハイブリッド 10km/L~13km/L
2.4L普通エンジン 7km/L~10km/L

最新のノア/ヴォクシーは中々の高燃費ですが、セレナはほとんど変わりませんね。


ヴェルファイア/アルファードも頑張れば普通エンジンでハイブリッドに迫れそうな燃費に見えます。

 

セダンを見てみましょう

 クラウン(210系)
・ハイブリッド 15km/L~17km/L
・2.5L普通エンジン 9km/L~11km/L

 クラウン(200系)
・ハイブリッド 11km/L~12km/L
・2.5L普通エンジン 9km/L~10km/L

・レクサスLS460 7km/L~8km/L

レクサスLS600h 8km/L~9km/L

カムリハイブリッド 15km/L~16km/L

アコードハイブリッド 19km/L~21km/L

 

クラウンとLSは燃費向上というよりもエンジンパワーを向上させて余裕を作り、高級車としての乗り味をだそうとしているのだと思います。

昔でいうとターボのような捉え方でしょう。

カムリ、アコードに関しては燃費向上を狙っているので好成績ですね、特にアコードハイブリッドはプリウスやコンパクトカーに迫る勢いです。

 

おサイフには優しくない

上記を見てもらえばわかると思いますが、決してハイブリッドだから燃費が良いとは限りません。

クラウンやヴェルファイアのように高級感を演出するための静粛性やエンジンパワーの余裕を出そうとして採用している車種もあります。

なので、これらの車種はおサイフに優しいどころか『お金持ちのステータス』としてのハイブリッドカーというキャラクターです。

プリウスやアクア、フィットなどは他のサイトや雑誌記事でも言われていますが、新車価格が高く、10万キロ程乗らないと同サイズのガソリン車と値段差が出ません。

 

環境にやさしいのか?

実は環境にはあまり良くないようです。

ハイブリッドカーには必須の急速充電、休息放電が可能な駆動用大容量バッテリーを作るにはニッケルやリチウムなどのレアメタルが必要であり、それを掘り出すのに大量の燃料を使って重機を動かしています。

そしてレアメタルを工場で精製、電池工場へ送られます。

工場ではまたエネルギーを使い、その後自動車工場へ送られます。

そしてこれらの工程は

産出国→人件費の安い国→日本

と世界をまたいでやってきます。

果たしてこれが環境に良いと言えるでしょうか?

この点は今後、代替案や改善が必要でしょう。

 

ハイブリッドは否定すべきか?

私はハイブリッドを現段階で否定すべきではないと考えています。

ハイブリッドに関してはまだ技術が発展途上なのだと思います。

上記のプリウスやフィットを見てもわかるようにモデルが新しくなれば燃費は向上しています。

また、燃費や環境だけの問題ではなく、クラウンなどの高級車に使われるようにエンジンに余裕を与えて、なおかつ静かに走れるという利点もあります。

 

ハイブリッドをおサイフに優しい車にする方法

ハイブリッドは新車価格が高いのでガソリン代が多少浮いたところで総合的にワリが合わないです。

しかし、購入価格が安ければどうでしょうか?

プリウスがモデルチェンジして中古車市場には前型(ZVW30)がたくさん出回りはじめています。

人気車種だったこともあり、中古市場では需要型気味になっていて価格は非常にリーズナブルです。

しかも30系以降のプリウスならバッテリーも高性能、高寿命なのでまだまだ元気に走ることが可能なようです。

 

▼30プリウスは中古車になってうまみが出てきました。

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どうしても中古車に抵抗があるという人には不人気車の新古車(未使用車)という選択肢はどうでしょうか。

人気がないために売れ残った車輌をディーラーが決算時にとりあえず登録して中古車販売店に転売(業販)したり、支店間で在庫場所を変えたりした車輌です。

なので、基本的には登録しただけの新車という事になります。

 

ジョージマンさんがブログで紹介されているホンダ ジェイドなんかは私もオススメしたい車輌です。

平均燃費は18~19km/Lとなかなかの成績です。価格は新車と比べると100万円程安くなっていますしね。

lovecars.hateblo.jp

 

選び方、買い方を工夫しましょう

ハイブリッドカーは毎日たくさんの距離を走るような人は利点を最大に活かせると思います。

それ以外の人でも購入時に購入方法を工夫すれば経済的に乗ったり、他の部分で利点を活かすことができます。

毎日乗るけどスーパーや駅の送り迎えなど近所しか行かない、通勤に使うけどあまり距離は遠くない。燃費が最優先事項。

という人にはコンパクトハイブリッドよりも下記のようなコンパクトカーや軽自動車をおすすめしたいです。

・デミオ(スカイアクティブディーゼル) 20km/L~24km/L
・アルト(HA36S) 24km/L~29km/L